インドで本気のオーガニックコットンを探す
6月1日、羽田空港第3ターミナルから、インド・デリーのインディラ・ガンジー空港に飛びました。
なんと大野百合子さんと一緒のフライトでビックリ。
無事にデリー空港に着いて、ガイドのニラジさんとの待ち合わせもスムーズにすみ、タクシーを待つ間にニラジさんのお兄さんにもお会いしました。なんとお兄さんは大野百合子さんのツアーガイドをされてラダックへ皆さんをお連れするという事でこれまたビックリでした。
空港からはマジュヌカティラというチベタンの町のあるエリアで今夜の宿にトランクを預けて、片側3車線の道路を陸橋で渡ると、向かい側にはインド人の町が広がっています。
ここでチベット族の民族衣装のジャンパースカートとブラウスの生地を買いました。1m200ルピー400円くらいで、ブラウス(オンジュ)2.5mと、ジャンパースカート(チュパ)3.5mを買って宿に戻りました。
これは生地屋で買ってすぐ縫ってもらう事も出来ますが、今回は明日からのスケジュールがあるので、ダラムサラのHandy Craft Centerで縫ってもらうことにしました。
軽い夕食にしましたが、American Chop-sueyという焼きそばにケチャップ野菜炒めをのせたようなものを食べました。
半分は持ち帰り、明日の朝お部屋で食べます。
さて6月2日、いよいよデリーの生地問屋に向かいます。ラッシュアワーの時間に出発するので、一番近い駅より一つ向こうの駅までリキシャに乗って行きます。
ガイドのニラジさんにPASMOの様なカードをお借りして、手荷物を金属検知機に通して、人間も男性女性に別れて検知機を抜け、ポリスにチェックされたらやっと改札をピッと通ります。
オーガニックコットンの布ナプキン用の生地見本を日本とビデオ通話しながら探して行きました。
厚さ、手触り、オーガニックコットンかそれ以外のコットンか。見た目だけでは全く違いがわからない商品ですが、店員さんに尋ねると、「コレはMIXで、オーガニックでは無いよ。」MIXは混紡か?と聞くと、「いや、オーガニックでは無いという事ですよ。オーガニックコットンは、土が違う。化学肥料や消毒薬、水とかを使わず、自然の葉っぱ(堆肥)や綺麗な水をあげて、凄く難しい管理をして育てるのだよ」と教えてくれました。
仕上がりはどちらも同じコットンだけれど、触ればオーガニックコットンかそうで無いコットンか分かる、とも言われました。触れば分かるというプロ意識に関心しました。が、そこでも探しているフランネル(ネル)の生地はありませんでした。これはオーダーでブラッシングしないといけないのです。値段も1m450ルピーのオーガニックコットンと、普通のコットン1m250ルピーの違いがありました。しかし、もっといい生地はジャイプールにあるよ、と言われ急遽明日はジャイプールまで行こう、という事になりました。
デリーから車で5時間、3日間の予定です。予定外の出費になりました。でもオーガニックコットンのフランネルが見つけられるかも知れないと、生地屋を出てメトロに乗りました。
今度は別の場所に箱を探しに行きます。